お茶のはまだについて

鹿児島、知覧に店舗を構え、知覧茶をメインに製造・販売している「お茶のはまだ」のオンラインショップです。

 

じっくり蒸した『深蒸し茶』

知覧茶はほとんどが『深蒸し茶』と呼ばれるお茶です。
茶摘み後の蒸し工程において、一般的な煎茶の蒸し時間は30秒~40秒ですが、知覧茶は約2倍の60秒~80秒蒸します。

長く蒸すことにより渋みが抑えられ、まろやかなコクが出ます。また葉が細かくなりますので、抽出すると濃い緑色が美しく、水出しで淹れるお茶としても向いています。

 

味しさの秘密は合組にあり

日ごろ口にしているお茶のほとんどは、いくつかの品種が違う茶葉をブレンドした、いわゆる“ブレンド茶”です。
コーヒーでは“シングルオリジン”と呼ばれる単一種豆のみを楽しむことも多いですが、お茶の世界では、それぞれの品種の良いところをかけ合わせて調和をとり、より豊かな味と香りを作りだすことが一般的です。

 

を極める職人『茶師』

合組は、お茶を創る職人である『茶師』が担っています。茶葉は、季節や収穫された日によっても味わいが微妙に変わるもの。一年を通して風味のばらつきがないように、目、鼻、舌、手触りなどで茶葉の特性を見極め、品種の選定や配合を調整。茶葉の長所を活かしたお茶に仕立てます。

茶師は、全国に700人ほどしか存在していません。お茶の風味を決定する重要な役割ですので、鑑識眼の技量を示す段位が定められています。最高位となる十段に認定されているのは、わずか13名ほど。厳しい世界でその業を磨き続けています。

お茶のはまだには、南九州市内で最高有段者にあたる2人の茶師が在籍しています。
確かな業と経験で、お客様に美味しい知覧茶をお届けいたします。